コラム

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宮本將廣のExtraColumn009「10月の秋田を想フ」

10月も終わりを迎える。 あっという間の1ヶ月であったが、どこか長かったようにも感じる。 Bリーグが始まり、ちょうど1ヶ月 コロナ渦でのリーグ開催の難しさ、外国籍の合流の遅れやコンディション調整の難しさ。 ファン、ブースターだけでなく、クラブ、選手、スタッフ全ての人にとって、全く不安を感じない人はいない中で、多くの人の努力で、バスケットボールがある日常がある素晴らしさを感じる。 そんな中、プレシー […]

2人の進化~内田旦人と長谷川暢~

10月21日、北海道の北海きたえ〜る 私はこの2人の直接対決をみたいと思い、現地に足を運んだ。 レバンガ北海道の#16内田旦人 秋田ノーザンハピネッツ#21長谷川暢 96年生まれの2人はBリーグではまだ若手選手と言える。しかし、今シーズン2人はチームで主力としてプレーをするだけでなく、内田旦人は地元道産子選手として、長谷川暢は地元の能代工業出身の選手として、多くのファン、ブースターから期待を寄せら […]

宮本將廣のExtraColumn008「優勝するチームは…」

10月2日 いよいよ、Bリーグが開幕する。 この半年は様々な苦しみがあり、いっときはこのままスポーツやエンターテイメントがなくなるのではないかとさえ感じることもあった。 待ちに待った開幕は今までとは「常識」が変わることを、僕らはまず受けれなくてはいけない。 様々なところで言われているが、まずは本当にシーズンを完走できることが第一優先だと感じている。そのためにブースターが守るべきルールや気配りが非常 […]

宮本將廣のExtraColumn007「憧れ」

2004年 僕は月刊バスケットボールをめくりながら、憧れの選手達の記事を読んでいた。 当時はまだプロリーグもなく、(2005年にbjリーグが創設)僕らの世代のバスケの話題といえば、ウィンターカップとインカレがその中心だった。 2002年 僕は高校に入学した。バスケットボール部がない学校に進学した。中学時代の苦い記憶が、僕からバスケットボールを遠ざけた。 しかし、始まったバスケットボールがない生活は […]

宮本將廣のExtraColumn006「覚悟」

その男には、どこか今までとは違う空気感を感じた。 試合で結んでいた髪を切り、再び緑のユニホームを身にまとった。 その男の名前は「牧全」 男らしいワイルドさと優しい笑顔、激しいディフェンスと綺麗なシュートで観客を魅了するシューティングガードがレバンガ北海道に帰ってきた。 9月20日にレバンガ北海道と三遠ネオフェニックスのプレシーズンゲームが行われ、バスケットライブで放映された。全道、全国で多くのレバ […]

宮本將廣のExtraColumn005「いつか、必ず…」

「いつか、必ず…」 最近、私の中でよくそんなことを考える。 人生を生きていく中で、それぞれの分岐点やきっかけというのがきっとある。 私にもそんな瞬間が何度かあった。 そしてそんな出会いが何度かあった。 その中の1人…ラグビー選手「木村貴大」もそんなきっかけをくれる存在だった。 秩父宮ラグビー場に導かれた日 2月15日12時45分秩父宮ラグビー場 スーパーラグビーに参戦してい […]

宮本將廣のExtraColumn004「夢へのトライ」

2019年11月16日六本木 忘れかけていた「青春」のど真ん中 そんな夢のような時間を過ごしていた。 僕はもうすぐ32歳になる。 そんな自分にとって、どこか懐かしく、そして憧れにも近い感覚 プロラグビー選手であり、東福岡高校ラグビー部で3連覇、高校3年間無敗という黄金時代を作っ た2人の 「木村貴大と藤田慶和の夢へのトライ」 通称「夢トラ」 はまさにそんな時間だった。 そのイベントのサポートをEx […]

宮本將廣のExtraColumn003「僕はNBA選手になりたかった。」

10月27日 秋田ノーザンハピネッツの本拠地CNAアリーナ ピンクに染まる圧巻の景色の中に背番号21の姿が飛び込んできた。 長谷川暢 その瞬間、自分の中の感情が一気に奮い立った。 「来た!!」 彼との出会いは、18-19シーズン終了後のオフ。若手選手が集まったワークアウトを見学させてもらった時だった。 早稲田大学のころ、いや、能代工業のころ、なんなら大石中のころから彼のことは知っていた。 世代を代 […]

宮本將廣のExtraColumn002「楽しい」とはなんだ 〜バスケ観戦に想うこと〜

なんとなく、コラムを書こう。そう思った今は午前2時だ。 「宮本とズボンのナガイヤツ」でおなじみのエクストラパスポッドキャストを毎週配信している。 正直、僕は毎回楽しいと感じつつも、不安になる。 しかし、それ以上にここ最近、好き勝手喋る僕に相方のズボン氏の負担は相当なもんだろう。本当に尊敬と感謝の気持ちでいっぱいだ。 僕は87Basketball Labというコンテンツも運営している。 「ファンがバ […]