『3×3.EXE PREMIER JAPAN 2021』伝説の男たち！UTSUNOMIYA BREX.EXE!! │ エクストラパス (ExtraPass)

2021年9月11日土曜日。
今シーズンの『 3×3.EXE PREMIER JAPAN 2021 PLAYOFFS 』が幕を閉じた。

この日、3×3界に伝説が生まれた。
UTSUNOMIYA BREX.EXEは、今大会３人での出場。
過去最高難易度のチャレンジとなる。
３人交代なしで４試合フル出場という過酷な状況の中、
彼らは１試合１試合確実に勝ち進み3×3の頂点へと上り詰めた。

#5 ドゥサン・ポポビッチ
193cm/88kg 出身セルビア
爆発的な得点力の持ち主。
プレーオフスコアランキング堂々たる１位。36pts!

#7 飯島康夫
188cm/80kg 出身埼玉県
長きに渡って３人制バスケの第一線で活躍してきた。
プレーオフスコアランキング４位。26pts!

#11 齊藤洋介
184cm/83kg 出身神奈川県
チームのキャプテンでもありPLAYOFFS MVPに輝いた。

王者ブレックスのキャプテン
#11 齊藤洋介選手に迫る！！！

渚紗：プレーオフ連覇おめでとうございます！
齊藤：ありがとうございます！
(以下、Q&A)

Ｑ.優勝を成し遂げられた大きな要因はなんですか？
Ａ.団体競技なのでやっぱりお互いが信頼しあって、いつも毎日家族のように接し合うことです。国籍が違うチームメイトもいますけど、なんの隔たりもなく助け合って生活して毎日練習しているので、プレー以外で家族になるという所では絶対群を抜いているんでないかと思います。

Ｑ.交代がないから、タイムアウト以外ベンチに戻れないという状況でしたが、冷静じゃなくなることはありませんでしたか？
Ａ.そうですね。普段からベンチに下がっている時でもコート上でも、なにがよくて、なにをされてて、どういう事をした方がいいのかみたいなことを常に考えています。今回はフルに出ていたので、特に冷静さを保っていました。

Ｑ.３人で戦うことは本当に過酷だったと思うのですが、デメリットだけでなくメリットはありましたか？なくても大丈夫です。笑
Ａ.そうですね～。プレーが交代で途切れてしまうということはないので、プレーをし続けてられるという事がいい事かは、、、分かりませんけど、、(ちょっと悩んで。) メリットはないです！笑

Ｑ.３人で挑む上での戦術はありましたか？
Ａ.そこに対しての戦術はなかったです。もう、やるしかない！の気持ちですね。戦術はBREXとしてやってきた結果がここまででしっかり出ているので変える必要は全くないです。仲間のことも信じてるので、プレーに関して何も不安もないので、３人で気持ちのエナジーレベルを上げてました。気持ちが今日の鍵でしたね。

Ｑ.平塚でのラウンド5の決勝に比べて、今回は３人なのに皆さんの動きがだいぶキレキレで、疲れてるはずなのに前回の４人の時よりだいぶタフに見えたのですが、集中力が前回よりだいぶ高かったですか？
Ａ.確かに高かったかもですね！ラウンド5も中間の大会で大切な試合だったけれど、やっぱりここが日本一となる大会だったので3人だけど、あと10分だけ！と思って頑張りました！

Ｑ.齊藤選手には試合前のルーティンはありますか？
Ａ.僕はないです！ルーティンがあるとそれができない時に実力を発揮できないかもという弱さに繋がることもあると思うので、僕は作らないようにしてます。けど、これは僕の場合なので、真似はしないで自分に合うスタイルを見つけて下さいね。

Ｑ.女子のインテル大泉のコーチとして、日々伝えていることも教えて下さい。
Ａ. 団体競技なので、仲が悪かったら絶対にいい結果は生まれないと思うんです。それでも個人の能力が高ければある程度の所までは行けますけど、そこ止まりだと思うんです。その先へ行きたいのであれば、やっぱり仲のいいチームじゃないと無理だなと思います。仲良しこよしが良くないというスポーツの考え方もあるけど、僕はチームは仲良くないと最終的には良くないと思います。

Ｑ.これから先BREXが目指すものはなんですか？
Ａ.自分たちは日本一は通過点です。国内大会は優勝しないといけないと思っていて、世界に出て日本のクラブチームの強さをもっともっと証明していきたいと思っています。日本人が世界で対等に戦えると僕は思っているので、そう言ったことをバスケを全然知らない人にも知ってもらいたいです。