2021年1月18日、驚きのニュースが飛び込んできた。
アースフレンズ東京Z トーマス・ウィスマン チームコンサルタント就任
現在のアースフレンズ東京Zのヘッドコーチは東頭俊典が2シーズン目となる。
若手とベテランを中心としたチーム構成でスタートしたが、外国籍選手の怪我での入れ替えやコンディション調整の難しさで、現在4勝29敗と難しいシーズンを送っている。
私自身が試合を見るたびに、そのバスケットボールは、1つ壁を破れば…と感じることが多い。
そこに舞い込んだのがトーマス・ウィスマンのチームコンサルタント就任であった。
東頭俊典ヘッドコーチとトーマス・ウィスマンのタッグはおよそ10年ぶりとなる。
2010年にトーマス・ウィスマンが日本代表ヘッドコーチに就任したときに、アシスタントコーチを務めていたのが、東頭俊典だった。
今回、立場は違うが、この2人が再びタッグを組むということに、個人的に胸が熱くなり、チームにどんな変化、ケミストリーが起こるのだろうか…
それをこの目で見てみたい。というのが取材に向かった今回の経緯である。
今回は東頭俊典ヘッドコーチ、トーマス・ウィスマンチームコンサルタント、キャプテンの久岡幸太郎に話を聞き、YouTube「BASKETBALL DINER」にてショートムービーにまとめた。
ぜひ、そちらをご覧いただきたい。
今回の取材を通じて、私の脳裏に浮かんだ言葉がある。
「RE START」
ありきたりな言葉かもしれない。
しかし、下を向いている選手は1人もいなかった。
東頭俊典ヘッドコーチはトーマン・ウィスマンの存在、増子匠の加入、またもう1名スタッフが合流することで、ここまでの悔しさを噛み締めながらも、改めて前に進む覚悟を語ってくれた。
アースフレンズ東京Zは2月6日、2月7日に今年初めてのホームゲームで西宮ストークスを迎える。
その試合がこのチームの新たな始まりの瞬間になることを、期待したい。